タヌキには、複数の個体が特定の場所に糞をす る「ため糞(ふん)」という習性がある。 1頭のタヌキの行動範囲の中には、約10か所の ため糞場があり、1晩の餌場巡回で、そのうちの 2、3か所を使う。 ため糞場には、大きいところになると、直径50 cm、高さ20 cmもの糞が積もっているという。 ため糞は、そのにおいによって、地域の個体同 士の情報交換に役立っていると思われる。